標高800m
豊かな自然に
囲まれた場所。
明宝気良。
ここ、岐阜県郡上市の明宝気良は、
川と山に挟まれた自然豊かな場所です。
標高は800m。冬は雪深く真っ白な世界。
春は生き物全てが色づき、夏は凛と清々しく、
秋は自然の恵みを一身に受ける。
昔から変わらず自然と人が共存しています。
岐阜県の名水50選に認定されている
一級河川である「吉田川」の支流となる
気良川が流れ、時期になるとアマゴや鰻の姿も。
そんな、豊かな自然の力を、
ほんの少しですが、おすそわけいたします。
自然から頂いた
生きた恵みに
愛と感謝を込めて。
テルオさん
1938年生まれ
みみずを育てて、約50年。
『孫10人、ひ孫10人!』が自慢で口癖。
動物と家族と音楽を愛し
ありのままに生きる人。
初めまして。33’sFEELGOODの代表を務めます、藤村 彩愛と申します。
まずはじめに、みみずに興味を持ってさらに目を止めていただきありがとうございます。
33’sFEELGOODは、ミミーズフィールグッドと読みます。
みみずに特化し、こだわりのある天然しまみみずの生体販売とそのみみずたちが作り上げたみみず堆肥の販売の事業をしています。
私は生まれも育ちも岐阜県郡上市ですが、やはり若い頃は都会の街に憧れ、高校を卒業したタイミングで岐阜県を離れました。
岐阜を離れ10年ほど生活をしていたある日、テレビのニュース番組で化学肥料高騰を報じるニュースを何気なく見ていました。
その時にふと、岐阜でみみず養殖をしている祖父のテルオさんのことを思い出したのです。
「確かみみずの土って、すごい土じゃなかったっけ」
これが私がみみずの養殖を引き継ぐきっかけの出来事でした。
テルオさんは私の祖母である常美さんを亡くし、山奥で一人暮らしをしていたので暮らしぶりの確認も兼ねて、みみずを現在どうやって養殖しているのか、誰に販売しているのか、今までの歴史をポツポツと聞き出しました。
聞き出した内容は、私のイメージを遥かに超えるものでした。
そしてある日、岐阜に一時帰省をしテルオさんを尋ねると、A4用紙にびっしりと今までやってこれなかった事、これからやってみたい事リストが書かれていました。
その当時、テルオさんは83歳。この歳になっても未だ挑戦したい気持ちがある強烈なポテンシャリティの持ち主だと尊敬と感動をしたことを思い出します。
何としてでも、テルオさんが元気なうちに受け継がないと!
と、そこからすぐに当時勤めていた会社に退職願を提出し、岐阜に帰りました。
そこからは勉強の日々でした。みみずの本を読み漁り、実験をして失敗を繰り返し、毎日みみずと向き合いました。
幼少期からテルオさんの仕事の手伝いをしていた私にとって、みみずには慣れていたもののみみずの持つ力に驚愕することも非常に多く、感動したことを昨日のことのように覚えています。
現代、いろいろな分野で発達が進んでいるこの世の中で、やはり地球本来の力を持つものがこれから先大切になってくるのではないかと私は思います。
さらに、ここ岐阜県郡上市の明宝気良は限界集落と言われる過疎地域です。
この土地から新しいものを発信し、さらに人が集まるような場所になるといいなと思っています。
日本ではまだまだ、みみず市場は未発達です。
祖父母が50年ほど大切に続けてきたみみず養殖。私はそれを継承し、さらに拡大させいろいろな方にみみずの魅力を伝え、たくさんの人に喜んでもらえる事が私の役目であり、私の目標です!
藤村 彩愛
33’s FEEL GOOD
33の由来は、
テルオさんの家族(子供から孫、ひ孫) を
合わせると33人になる事と、
テルオさんの相棒である愛犬「ミミ」と「みみず」を
掛け合わせたもの。
FEEL GOODは気良を
そのまま英語表記したものです。